「ガンプラの選び方」ページで紹介したガンプラのグレード「旧キット」、「HGUC」、「MG」、「PG」以上4種についておおまかではありますが、それぞれの違いについてご紹介します。ガンプラ初心者の方はこれらグレードについてまず覚えましょう。
ガンプラの最高級グレードである「PG」はパーフェクトグレード(Perfect Grade)の略です。スケールは1/60となっており、現在市販されているガンプラの中で一番完成度と難易度が高く、 他のグレードとは比較できないほどのパーツ数を誇ります。ガンプラ上級者ですら手こずるまさにガンプラの最高峰とも言えるグレードです。PGの一つ下のランクとも言うべき「MG」は、マスターグレード(Master Grade)の略で、スケールは1/100。 モビルスーツのギミックとスタイルが追求された準高級ガンプラで、スタイルや可動範囲、細部の作りこみなどにこだわって作られています。PGほどではないにしろ、キットパーツがそれなりに多いので中級者向けのガンプラグレードと言えます。 次は「HG」or「HGUC」ですが、これはハイグレード(High Grade)の略で、UCはガンダムのタイトルにある「宇宙世紀」のユニバーサルセンチュリー(Universal Century)から取られています、スケールは1/144と手頃なサイズとなっており、上記2種グレードに比べて価格帯で市販されており、コレクション向けのキットとなっています。キットパーツ数もそこまで多くないので製作も楽で、初心者でも手頃に楽しめるのが売りです。出来上がりの見た目MGやPGに遠く及びませんが、作りこめばそれなりに見栄えの向上が計れるという懐の広さもあるので、ガンプラの加工や塗装はこのHGUCから入るのもアリです。最後に紹介するのが「旧キット」。上記3種のグレードは近年になって出来た比較的新しいもので、それ以前の無印ガンプラを総じて旧キットと呼んでいます。発売された年によって内容に若干変化が見られるので一概に旧キットとひとまとめにしにくいのですが、Gガンダム以降は現在のHGに近い構成になっています。しかしそれ以前のものはキットの色分けが全くされていなかったり可動範囲が全然ないなどの要改修・要塗装なものが多くあります。 初心者が安いと思って購入するケースも多いのですが、いきなり買うと後悔するガンプラです。これら4種のグレードについては下記にまとめておきますので参考にして下さい。
HGとはハイグレードの略で、UCは宇宙世紀という意味なので、直訳するとHGUCはハイグレードの宇宙世紀シリーズということになります。 サイズは大きすぎず、小さすぎずでコレクションに適した1/144となっており、可動範囲やスタイルが練りこまれた非常に コストパフォーマンスに優れたグレードです。ガンプラのスタンダートと言えばこのHGを指す事が多いのではないでしょうか。 組立てもそこまで難しくないので初心者でも簡単に作れてしまう手軽さが売りとなっており、しかも作り込めば高いクオリティのガンプラに出来るという事から、ガンプラ入門用から上級者向けと幅広く受け入れられています。ガンプラを始めるつもりの方にはなだんぜんこのHGUCグレードがオススメです。
マスターグレードの名が示すようにHGより一回り大きいサイズとなっており、その分精密なパーツが多いグレードです。 サイズは 1/100と大きめな分、ザクなどのモノアイ付きMSならモノアイが可動するなどの多種多様なギミックや仕様が 再現されています。MGガンプラの嬉しいところは、何よりもキットの段階で色分けがしっかりしているところでしょう。 キットをそのまま組む(※素組みと言います)だけでもそれなりに高い完成度が得られるのが特徴です。 しかし、前述したようにキットパーツ数が多く、組立て時にも複雑なギミックやビスを使用する場合があるので、 初心者にとっては少し手強いキットとなっています。
HGやMGが発売される前のガンプラを、現在では総じて旧キットと呼ぶようになっています。しかしガンプラは20数年の歴史の間に目まぐるしい進化を遂げてきたため、旧キットというひとくくりでも各シリーズ間で仕様などに違いが見られます。例えばファーストガンダムと08小隊のガンプラでは同じ旧キットでも全く異なる仕様になっているのです。つまり平成以降のガンプラはHGに近い仕様となっていますが、古いガンプラの場合は可動にポリキャップが使用されていなかったり、パーツ分けがされていないといった状況が多いので、クオリティの高いガンプラを求める方にとってはほぼ加工・改修必至な内容になっています。旧キットはランナー(切り離す前のキットパール)が1色のみで、ポリキャップが使用されていないという特徴があり、またこれだけでなく、パーツの貼り合わせが初期の段階でずれているなどHGなどに比べて非常に不親切に思えます。しかしこれら旧キットガンプラは、現在ラインナップされにくいような人気のない(失礼?)脇役メカが売られており、しかも値段的に非常に安価となっているので、腕に覚えのあるモデラー達(プラモデル作りが趣味の方々)に改修前提で人気があります。 つまり、改修や加工を施してクオリティを上げる旧キットは上級者向けガンプラなのです。